VI Transferの特長
車両情報を使用したアプリケーションの構築を可能にするプラットフォーム
「VI Transfer (=Vehicle Information Transfer)」は、二輪、四輪をはじめとする移動体向けの車両情報伝達ソフトウェアです。車両から得られる情報(CAN情報)を、アプリケーションへ伝達する汎用モジュールであり、アプリケーション側は、取得した情報を利用したサービスを提供することができます。また、おなじくエイチアイの製品である「Affinity」と組み合わせることで、Affinity上で構築したWebサービスを利用することができます。

VI Transferの機能
- デバイス連携
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- ・スマートフォン等のモバイル端末と、VI Transfer搭載車両の連携
- ・リアルタイム車両情報取得
- ・Bluetooth、USBによる連携が可能
- 高セキュリティ
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- ・当社独自方式によるセキュリティデータ通信
- ・送受信データ暗号化
- ビックデータ
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- ・車両から取得した情報のクラウドサーバーへのアップロードサポート
- ・さまざまなアップロードフォーマットへの柔軟な対応
VI Transferのシステム構成図
車両から得られる情報(CAN情報)を、アプリケーションへ伝達する汎用モジュールであり、アプリケーション側は、取得した情報を利用したサービスを提供することができます。


「VI Transfer」+「Affinity」のシステム構成図
「Affinity」と組み合わせることで、Affinity上で構築したWebサービスを利用することができます。


VI Transferの製品仕様
- CAN受信 I/F
- CANを受け取るI/F作成
- CAN解析
- CANデータを解析
- BT/USB通信
- Bluetooth, USBによるスマートフォンとのデータ通信
- VIT通信プロトコル対応
- 独自通信プロトコルに従ったデータの送受信
- 暗号化
- 送信CANデータの暗号化(公開鍵、共通鍵等)
- リファレンスボード移植
- PoC、検証のためにリファレンスボードでの移植層実装
スマートフォン側VIT
- BT/USB通信
- Bluetooth, USBによる車載器とのデータ通信
- VIT通信プロトコル対応
- 独自通信プロトコルに従ったデータの送受信
- 暗号化
- 受信CANデータの復号
- 車両情報I/F
- アプリケーションへ車両情報を提供するI/F作成
- サーバ通信用データ生成
- サーバアップロードを想定したフォーマットでのデータ生成